iPhoneの発表を見るたびに思うんですが…。
カメラが進化した、チップが速くなったと言われても、日常でいちばん助かるのは「夕方に残量20%で震えなくていいこと」なんですよね(笑)
朝は100%だったはずなのに、移動中にSNSを見て、地図を開いて、写真を撮っていたら夕方には赤ゲージ。
そこから飲み会や帰宅ルート検索が残っていると、急にiPhoneが生命維持装置みたいな存在になってきます…。
そんな中、iPhone 18 Pro Maxのバッテリーがかなり伸びました。
Apple公称では、ビデオ再生が最大45時間。
iPhone 17 Pro Maxは最大39時間だったので、数字上は「6時間増えた」ことになります。割合にすると約15%増しです。
6時間って、普通に一日の自由時間より長いんだが…(汗)
中身を見ると、ちゃんとバッテリーがデカくなっていた
Appleはバッテリー容量を普段あまり前面に出しません。
そこで分解結果を見てみると、iFixitが確認したeSIMモデルのiPhone 18 Pro Maxには、21.751Wh・5,567mAhのバッテリーが入っていました。
前世代のeSIMモデルは5,088mAhとされているので、容量は約9.4%増えています。
「省電力設定を頑張りました♪」だけではなく、物理的に電池を増やしてきたわけですよ。
こういう真正面から殴るような改良、嫌いじゃないです(笑)
ただ、公称バッテリー時間は約15%伸びているのに、容量の増加は約9.4%。
残りの伸びには、A20 Proや通信まわりの省電力化が効いていると考えるのが自然です。
Appleも、容量の増加とシリコンの効率向上をバッテリー改善の理由として挙げています。新しいC2モデムは、前世代のC1Xに対して消費電力を15%抑えたとしています。
バッテリーを大きくして、電気を使う側も地道に整える。
派手な新機能を一発入れる感じじゃないけど、毎日効くアップデートって、こういうやつなんだよね…。
ただし「実生活でも15%増える」とは限らない
ここで少し冷静になりたい。
Appleの最大45時間は、決められた条件でビデオを再生した時の数字です。
実生活では、カメラ、5G、位置情報、SNS、ゲーム、画面輝度が全部バラバラに動きます。
TechRadarのバッテリーテストでは、iPhone 18 Pro Maxが18時間27分、iPhone 17 Pro Maxが17時間54分。
差は33分で、伸び率は約3%でした。
「6時間伸びたんじゃないのかよ!!」とツッコミたくなりますよね…。
Appleの数字が間違いという話ではなく、使い方によって伸び幅が大きく変わるということです。
動画再生のように負荷が安定した場面では、新しいチップやモデムの効率がきれいに効く。
屋外で高輝度表示を使い、5G通信をしながら写真や動画を撮る日は、ディスプレイもカメラも通信も働きっぱなしです。
バッテリー容量が約9%増えても、あらゆる使い方で駆動時間がそのまま9%伸びるわけではないんですよね。
このへん、カタログだけ見ると地味に読み違えやすいところです。
45時間が作るのは「2日使える自慢」じゃない
個人的に面白いと感じたのは、45時間という記録そのものじゃありません。
バッテリー残量を気にする回数が減りそうなことです。
残量が40%を切った瞬間にモバイルバッテリーを探す。
カフェに入ったらコンセント席を確認する。
旅行では念のため充電器とケーブルをポーチへ突っ込む…。
この細かい判断、ひとつずつは大したことがないのに、積み重なると地味に面倒なんだわ。
iPhone 18 Pro Maxのバッテリー強化が刺さるのは、朝から晩までスマホを使い倒す日。
写真や動画を大量に撮る旅行、マップを開きっぱなしにする外回り、テザリングを使う出張あたりですね。
「2日間まったく充電しなくていい」という夢のデバイスというより、重い一日を充電なしで逃げ切れる安心感。
この余白が、性能表には出にくい価値だと思います。
充電速度まで含めると、かなり雑に使えそう
iPhone 18 Pro Maxは、対応する60W以上の電源アダプターとUSB-Cケーブルを使うことで、約15分で最大50%まで充電できます。
Appleは、5分の有線充電で約7時間分のビデオ再生が可能とも案内しています。
朝起きたら充電を忘れていた…。
そんな絶望的な場面でも、シャワーを浴びている間に半分近くまで戻せるわけです。
長く持つバッテリーと短時間充電が合わさると、充電を綿密に管理する必要がなくなります。
夜に毎回MagSafeへ置く生活でもいいし、減ってきた時だけUSB-Cで一気に足す運用でもいい。
充電という作業そのものが、少し雑でよくなるんですよ。
最高かよ!!
249gを受け入れられるかは、かなり大事
バッテリーが強いiPhone 18 Pro Maxですが、本体重量は249g。
ケースやMagSafeウォレットまで付ければ、普通に300gへ近づいてきます。
片手でSNSを見る時間が長い人には、この重さが毎日効きます。
寝転がって顔へ落としたら、たぶん普通に痛いです(白目)
バッテリーの安心感を得るために、毎日249gを持ち歩けるか。
これは店頭で一度握ったほうがいい。
モバイルバッテリーを別に持ち歩いている人なら、本体が少し重くなっても荷物全体は軽くなる可能性があります。
小さなバッグで出かけたい人ほど、Pro Max一台へ電池を集約する動線は案外しっくりくるんですよね。
17 Pro Maxから買い替えるほどなのか
iPhone 17 Pro Maxのバッテリーが元気なら、電池だけを理由に即ポチるのは少し迷います。
第三者テストの差は33分なので、使い方によっては劇的な変化を感じにくい可能性もあります。
iPhone 14 Pro Max以前を使っていたり、最大容量がへたっていたりするなら話は変わります。
新品バッテリーへの回復、新しいチップの効率、大容量化が同時に乗るため、体感差はかなり大きくなりそうです。
バッテリー交換で今の端末と復縁するのも全然アリ。
カメラや処理性能も含めて数世代ぶん更新したいなら、iPhone 18 Pro Maxはかなり気持ちよく買い替えられるタイミングでしょう。
バッテリー進化の本体は「残量を忘れられること」
スマホのバッテリーは、長ければ長いほど偉いと思われがちです。
本当に効いてくるのは、生活の途中で充電について考えなくて済む時間なんですよね。
45時間という数字を毎日そのまま体験できるわけではありません。
それでも容量は実際に増え、効率も改善され、充電速度まで速くなった。
仕事終わりに残量表示を見て「まだこんなにあるの?」となる日が増えるなら、それだけで今回の進化はかなり実用的です。
まぁ、249gという重量を見て一瞬ひるみつつ、結局は最大容量モデルを触ってニヤニヤするんでしょうけど…。
林檎のPro Max沼、今年も深そうです(笑)
※本記事は2026年9月29日時点の公開情報、Apple公式仕様、分解結果、第三者テストをもとに考察しています。バッテリー駆動時間は通信環境、画面輝度、使用アプリなどによって変わります。
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