iPadで画面の端に線を引こうとして、「あれ、手を置くところがないな」となる。
ペン先はまだ画面の上にあるのに、手のひらは本体の外へ。そこで手を浮かせたり、描く位置をずらしたりするわけですが、ひたすら描いていると、この小さな調整が気になりそうなんすよね。
エレコムが発表したiPad専用ドローイングスタンド「TB-DSDRAWFLPBK」は、そんなところに目を向けた製品です。
画面の外側にフレームを広げて、手を置ける場所をつくる。
いや、こういう発想、めっちゃ好きです。iPadで描くために欲しかったのは、この「外側の余白」だったのかもしれません。
手を置けるiPadスタンドって、何がうれしい?
この製品の特徴は、iPadを囲むワイドフレーム。
エレコムは、手を添えた状態で描ける構造によって、手や腕を浮かせ続ける負担や線のブレを抑えやすくすると説明しています。
画面の中央と端で、手の支え方をどれぐらい変えずに描けるかも気になるところですよねぇ。
例えば、イラストの輪郭を端まで引くとき。文字を右端まで書き込むとき。
キャンバスを移動すれば描く場所は変えられますが、そのたびに操作を挟むのが面倒な人には、外側へ手を逃がせる場所があるとうれしそう。
まぁ、置いた瞬間に画力がレベチになるわけではないです(笑)。
ただ、ペンを動かす前の「手、どこ置こう」を減らせるなら、そこにはちゃんと価値があると思います。
手と道具の接し方という意味では、手に合う形と軽さに注目したエルゴマウスの記事にも通じる話。毎日触る道具ほど、こういう地味なところを見たくなるんよなぁぁ。
角度は5段階。「見やすい」と「描きやすい」を合わせたい
角度は25・35・40・45・50度の5段階で調整できます。公式製品ページ
画面がよく見える角度だけで決めず、実際にペンを動かしたときの手の位置も何気に大事なんですよ。
動画を見るときはしっくりくる角度でも、文字を書くと腕の収まりが気になるかもしれない。
試せるなら、こんな順番で触ってみたいっすね。
中央に小さな文字を書く。 いつもの筆記姿勢を取れるか。
画面の端で線を引く。 フレームへ手を置いたとき、段差や当たり方が気にならないか。
キャンバスを拡大・回転する。 ペン操作と指の操作を行き来しやすいか。
ガチガチの作品制作に使う人はもちろん、手書きノート派にも、この確認は役立ちそうです。
「手を置ける」と「自分の手に合う」は、触って確かめたいところ。 ほんまに、ここがいちばん気になります。
iPhoneを参考資料用に置けるのも、割といい
ほんで、付属品にも気になるものが。
MagSafe対応iPhoneを取り付けられるマグネット式スマホスタンドが付いています。上部や右横など、見やすい位置に取り付けられる構造です。
自分なら、iPhoneに参考写真を一枚表示して、iPadは描画アプリに使いたい。
資料を見るたびにアプリを切り替えなくて済むし、iPadの画面を広く使える。この組み合わせ、地味にアツいっすね!!
ただし、ケースの材質や厚みによっては使えない場合もあります。ケース選びも気になっているなら、MOFTのiPhone 17ケースレビューも参考にどうぞ。今回のスタンドとの組み合わせは未確認なので、そこは購入前に確認したいところです。
すでにスマホを立てる道具があるなら、それを横に置く方法もあります。
資料を見る場所をつくるだけなら、まず手持ちの道具で試してからでもええと思うんですよ。
そのうえで、「iPadと一緒にまとまるほうが使いやすそう」と感じるなら、付属スタンドが魅力になってきます。
幅約41.5cm、重さ約1.05kg。机の上は先に確認したい
便利そうな一方で、サイズはちゃんと見ておきたいです。
| 確認したい項目 | 公式仕様 |
|---|---|
| 型番 | TB-DSDRAWFLPBK |
| 対象サイズ | 10.9・11・12.9・13インチのiPad |
| 収納時の外形寸法 | 幅約415×奥行約28×高さ約343mm |
| 重量 | 約1.05kg |
| 角度調整 | 25・35・40・45・50度 |
※すべてのiPadへの対応を保証するものではありません。購入前に公式製品ページの対応表で機種を確認してください。
幅は約41.5cm。数字を見る限り、自分なら自宅の机に描く場所をつくる用途で考えます。
iPadと一緒に毎日持ち歩くとなると、スタンドだけで約1.05kg増えるのは、ある程度、覚悟がいるっすね。
ほんで、机に置ければ終わりでもない。
キーボードを手前に残すのか。描くときだけ横へ移すのか。右側にスマホを付けてもマウスとぶつからないか。ここまで考えた方がいいです。。
自分なら、まず幅41.5cmの目安を紙などで机につくって、いつもの道具と並べてみます。収納時の寸法なので、実際に傾けたときの設置スペースは別途確認が必要ですが、横幅のイメージはつかみやすいはず。
大きさと使う場所の関係は、Galaxy Tab S12の大画面をどう使うか考えた記事でも触れています。今回のスタンドはiPad専用ですが、普段の姿勢と置き場所まで想像して選ぶという考え方は似てるんじゃないかと。
ポチる前に、ケースとケーブルも見ておこう
見落としたくないのは、今使っている周辺機器との相性です。
iPadケース: 種類によっては外して使う必要があります。
充電ケーブル: L字プラグは非対応です。
手の置き方: メーカーは、本体に体重をかけないよう注意しています。
ケースを付け外しするのが面倒で、結局スタンドを使わなくなる。これ、避けたいじゃないですか。
描く前に必要な作業がどれぐらい増えるかは、買う前に考えておきたいところ。机に置いたまま使える人と、毎回片付ける人では、便利さの感じ方も変わりそうですよね。
発売は10月中旬予定。発表時の店頭実勢価格は6,980円
エレコムは2026年9月30日に発表し、10月中旬の発売を予定しています。
発表時の店頭実勢価格は税込6,980円。直営ショップでは、10月6日12時から10月15日23時59分まで先行予約を予定し、期間中に使える1,000円引きクーポンも案内しています。予約・発売情報
なお、公式製品ページの標準価格は税込9,306円です。店頭実勢価格とは異なるので、注文時は直営ショップの販売ページで金額と条件を確認してください。
※価格・発売予定・予約情報は2026年10月2日時点の確認内容です。
自分がこのスタンドを気にしているのは、普段の描き方にある小さな困りごとを、形で解決しようとしているから。
「ペンもアプリも気に入っている。でも、画面の端では手が落ち着かない」
そう感じているなら、かなり気になる製品だと思います。
まずは次にiPadで描くとき、線を引きづらい場所で、自分の手がどこにあるかを見てみたい。
そこで「あ、ほんまに置き場がないわ」となったら、このフレームを試す理由ができます。
……描く環境を整えるつもりが、机の配置まで変えたくなりそうなのは、ちょっと困るんですけどね(笑)。
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